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はじめまして、西村大輔と申します。
ラジコン歴10年ちょっとの飛行中年です。
翼幅600mm~1000mmくらいの電動スケール機をメインに活動しております。
今までにおよそ30種、200機以上を作成しました。
「作りやすく・頑丈で・よく飛ぶ」飛行機をモットーに、様々なアイデアでラジコン飛行機を作成しています。
意外、現代は自作天国!
昔は重くて飛ばなかった電動飛行機も、メカの進歩により簡単に飛ばせるようになりました。そして機体の作り方の自由度や選択肢が増えたことにより、簡単な設計でも飛行機を飛ばせるような時代になりました。
ラジコン規制
産業ドローンの拡大により規制も厳しくなりました。ラジコン飛行機、ラジコンヘリも無人航空機としての登録と飛行区域の制限を課せられることとなりました。
ラジコン飛行機人口も激減するかと思っていましたが、1年たって様子をみるとそうでもないのかなと思います。
ラジコン好きな人はもともとクラブに所属され、飛行区域の認可を受け、かつ国交省への登録もきちんと済ませ、以前と変わらずラジコンを楽しんでいるように思えます。
むしろ今まで勝手に飛ばしていた人たちが排斥されたのかなと思います。
100g未満機
無人航空機とは無線操縦の100g以上の飛行物体を指します。つまり100g未満のラジコン飛行機は適用外となります。私は以前から小型機に取り組んでいましたが、主流は300~500gのものでした理由としては、作りやすいことと、汎用品のメカで飛ばせることです。
マイクロメカは種類も少なく、高価なものばかりでした。
再び自作天国!
ところが近年になり100g未満機のフルセットがどんどん発売されるようになり、スペアパーツを始めとして、マイクロメカの種類が豊富になりました。値段もそこそこ下がってきています。
ラジコンに感謝
私は中学生のときにはじめてラジコン飛行機に触れました。2つ買ったのですが、1つ目は京商のフェアチャイルド?高翼パラソル、電動でした。2つ目が京商カブ、COX07エンジンだったと思います。エンジン始動を試みましたが、かけられませんでした。模型屋のおじさんに飛行場を紹介してもらい、そこのフライヤーさんに飛ばしてもらいました。
自転車で片道1時間かけていきました。それっきりでした。フェアチャイルド?は初飛行で木にひっかかり壊れてしまいました。(なんとそのメカを使って後日、弟が潜水艦を作りました。びっくりしましたね。)
そういういきさつがあり、飛行機には特別な興味を持っていました。高校を卒業するときに航空自衛隊のパイロット養成学校(航空学生)を受験し合格しました。飛行機の操縦方法の問題にラジコンの知識が活かされました。
そんなわけで5年ほど航空自衛隊に勤務し、ジェット機に乗り、いよいよ部隊へ配属、という前に辞めてしまいました。正確には戦闘訓練のテストに落ちてパイロット不向きと判断されたのですが、ジェット以外の飛行機への転換をすすめられましたが、自身をなくし辞めてしましました。
20年ほどサラリーマンをしましたが、竹を割ったような性格なので回りと衝突することがしばしば、勤められませんでした。その間に航空自衛隊の同期は活躍したり、または残念ながら墜落して死んでしまったりもありました。
自分はなにをやってるのかなーとよく考えましたが、結局のところ好きな飛行機を作って生きていけたら幸せだな、少しは役に立つかなと思って、現在に至ります。
これからは、主にクラブで飛行機を楽しんでいらっしゃる方々に、気軽に飛ばせる小型機を作ること。また登録不要でさらに手軽にとばせる100g未満機を主軸に作成にいそしみたいと思います。100g未満機は梱包も楽で海外発送にも向いているので、海外への販路も開拓できないか模索しております。
皆様の多大なる支援にいつも感謝しております。
敬具