その他の部品の組み立てを説明します。
ストラットを4本用意します。
ストラットの先端を紙ヤスリでならしたあと、ストラットをくっつけて、瞬間接着材を流し込んで接着します。
このとき、下敷きにクリアファイルを敷くとうまくいきます。
ストラットの開き具合については、幅が約50mmになるようにしてください。
ストラットを二組作ります。
ストラットの先端に切り込みを入れ、ヒンジシートを差し込み、接着します。
ストラットの先端に切り込みを入れる際は、怪我のないよう十分ご注意ください。
カッターよりもピラニアソーのような小さいノコギリを使用するほうが安全です。
ストラットの端に切り込みを入れ、ヒンジシートを接着します。小さめのヒンジシートにしてください。
ストラットの土台を用意します。
ストラットの土台を胴体の内側に接着します。
胴体の内側に印が付いています。印が中心になるように、土台を接着してください。
主翼を胴体にテープで仮止めします。
ストラットを用意します。
胴体外側のストラットの取り付け部に、キリで穴をあけます。
ストラットの先端にもキリで穴をあけます。
主翼裏面のリブに印をつけます。
前側が縁から1.0mm
後側が縁から1.5mm
それぞれ印をつけます。
印の下の位置に切り込みを入れます。
切り込みにストラットの先端を差し込みます。
ストラットをネジで固定します。
翼を横から見て、バランスを確認します。
とくに、左右の翼の傾きが異なると、飛行に影響を与えますので、左右の翼の傾きが同じになるように調整してください。
調整は、ストラットの取り付け長さを調整するか、翼を水で湿らせて曲げくせをつけて調整してください。
失速をおきにくくするために、ねじり下げを付けることもできます。お好みで調整をしてください。(ねじり下げ→主翼の端が前のめりになっている状態)
翼の前側が跳ね上がっている状態は、失速が起きやすく、良くありません。
翼の形はおおむね平行か、少しのねじり下げ(5度くらい)が良いです。
主翼の形が決まったら、ストラットの端とリブを接着します。
タイヤの材料を用意します。
タイヤを2枚重ね合わせて接着します。
このとき、木目の縦横を90度変えてから接着してください。強度が増します。
タイヤの中心にキリで穴をあけます。
ピアノ線にタイヤを通して、チューブでとめます。
脚カバーにカットしたバルサ材を接着します。
脚カバーをタイヤに取り付けます。
脚土台を用意します。
脚土台を胴体に取り付けます。
タイヤを胴体に仮組みするとうまくいきます。
尾ソリの材料を用意します。
尾ソリ土台を紙ヤスリで台形にして、胴体に接着します。
尾ソリを胴体に差し込みます。
プロペラをピアノ線を使って、バルサ材に固定します。
プロペラを機首に取り付けます。
以上でチョイ飛ばしカブの機体が完成しました。